都内で働く30代ワーママのゆるゆる日記

都内在住。仕事メインで生きてたら気づけば30代半ばになった妊婦の日記。

【17週目】出生前診断(クワトロ検査)を受ける

Blood

出産前に胎児の異常があるかどうかを検査する「出生前診断」。

「子どもに障害があると分かったら産まないのか?それは、命を選別することになるんじゃないか?果たして親がその権利を持ち、行使していいのか!?」

など、出生前診断を受ける/受けないについては議論されることも多いけれど、わたしたち夫婦は出生前診断を受けることに。

受けることに決めた理由は、後悔したくなかったから。

何かしらの障害を先天的に持って生まれる子どもは、平均すると約3%くらいだけれど、例えばダウン症(染色体異常)の場合

・30歳=1/952
・35歳=1/385
・40歳=1/106

と、親の年齢が高くなるのに比例してその確率も高まってくる。

アラフォー、高齢出産にあたる自分。
いざ子どもが生まれて、その子がダウン症だったら・・・

子どもを育てる日々の中、どこかのタイミングで「なんで出生前診断をしなかったんだろう!?」と後悔する日が来るんじゃないか…そんな後悔はしたくない、イヤだ。という想いで診断を受けることに。

いざ、出生前診断


私が通っていた病院で受けられる出生前診断には2種類ある。

 

①母体血マーカー検査(クアトロ検査)

血液を採取して検査するタイプ。妊娠15-18週のうちに受ける。
メリット:流産のリスクがない。安価(2万程度)でできる。
デメリット:検査結果が100%正しいとは限らない。

 

②羊水検査

羊水内の胎児の細胞から染色体を見て検査するもの。
メリット:高い確率で分かる。
デメリット:流産のリスクがある。費用が高い(10~20万程度)

 

まずは①の検査を行い、その結果によって②の検査を受けるかどうか判断してもらうとのこと。

 

検査といっても血液採取されて結果を待つだけだし、と、気軽な気持ちで検査をしたその数週間後・・・

 

病院で検査結果を聞くと、同年齢の妊婦さんと比べると陽性の可能性が高いとの結果が。

 

まさか・・・
自分の子どもが、ダウン症で生まれてくる可能性があるなんて・・・

 

「どうしますか?希望される場合は羊水検査もできます。その場合、検査から結果が出るまで約1か月ほどかかります。

 

万が一ですが、検査の結果を聞いて堕胎する判断をされる場合は22週までに手術を行わなければならないので、羊水検査をする場合は〇日までに検査をして、その結果が出るのが×日。3日後の△日までに堕胎手術を行うか考えていただき、最悪手術を行う場合はその週のこの日までに手術を行うことになります。」

 

えっ・・・堕胎手術・・・?

 

ダウン症の可能性が高い、っていうショックに追い打ちをかけるように重い言葉がのしかかる。

 

しかも、それは羊水検査の結果が出てから3日でどうするか判断しなきゃいけないとのこと。

半ば呆然となりながら、私はその場で②羊水検査の申し込みをして帰路に着く。

当事者になるなんて、思ってもみなかった