都内で働く30代ワーママのゆるゆる日記

都内在住。仕事メインで生きてたら気づけば30代半ばになった妊婦の日記。

【出産レポ②】予定日超過!誘発剤で無痛分娩~陣痛との闘い

 

Audrey

 

陣痛促進剤(誘発剤)を入れて出産に挑むも陣痛にならず、夕方に誘発剤を入れるのをやめ、翌日に持ち越すことになりました。

 

▼詳細は出産レポ① にて▼

chanhoshi.hatenablog.com

 

出産レポ②では1日目夕方~2日目朝の出来事をお伝えします。

 

 

LDR室で待機

18:20 夕食の時間

今日の処置は終わりになりましたが、その後も陣痛っぽいのが定期的に合ってお腹と腰の痛みが続きます。引き続きLDR室で定期的に来る陣痛を受け流していると、18時過ぎに夕食が運ばれてきました。

 

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スクワットをしたくらいでそれ以外は1日中ずっとベッドの上にいたので全然食欲がなかったけれど、明日の朝まで何も食べれないので半分だけお腹に入れます。

 

「このLDR室でこのまま入院になるんですか?」と聞くと、

 

「同じフロアにあるお風呂に入ってもらったら別の部屋に移動します。お風呂が空いたらまた呼びに来ますね」といって看護師さんは部屋を出ていきました。

 

食事が終わり、呼ばれるのを待ちますがなかなかお風呂が空かず、携帯を見たりNSTで胎児の様子を確認しながらまったり待ちます。

 

明日も今日のように9時-10時頃から促進剤を入れ始めるので、出産は午後になるだろうという看護師さんの話から「明日は午前中会社に行き、午後から立ち合いのためまた来るね」と言い、旦那さんは20時過ぎた頃に家に帰っていきました。

 

旦那さんが帰ってしまうと一気にさみしい…その後はひとりLDR室で、定期的に来るお腹の張りと腰の痛みに我慢しながら耐えていました。

 

本格的に陣痛がやってきた

21:15 お風呂、そして移動

21:00を過ぎてようやくお風呂が空きました。私は以前、管理入院していたのですがその時入院していた8Fの大部屋内にあるお風呂と違ってバスタブがあったのでお湯をためてゆっくり入ります。

 

お風呂に入ってからも弱い陣痛のような痛みが定期的にやってきましたが、バスタブの中に入ると痛みが和らぎます。ずっとお風呂の中に入っていたい…

 

さすがにそうはいかないのでお風呂から出て、化粧水を付け、髪を乾かします。(愛育病院ではお風呂場にドライヤーが用意されていました)

 

お風呂から上がりさっぱりすると看護師さんが「それでは移動しましょう」と、LDR室の奥にある待機室に移動します。ある程度の広さがあるお部屋の中がカーテンで区切られていて、通された場所でカーテンを開けるとベッドがありました。

 

通されながら部屋の中を観察するとベッドが3つくらい埋まっていました。私以外にも出産間近の人がいて、一緒に夜を明かすと思うと心強い気持ちになります。

 

23:00 なかなか眠れない

ベッドに通されると看護師さんが「それでは明日朝6-7時くらいに来ますね。夜のうちに何かあったら枕元のナースコールで呼んでください」と、言い去っていきました。

 

明日のために寝ておいたほうがいいのは分かっているけれど、隣の人の電気が明るいこともあり眠れません…

 

今日は陣痛が来なかったけれど、いよいよ明日は出産になるはず。その緊張もあったと思います。

 

気を紛らわすために「愛育病院 出産 ブログ」や、「陣痛促進剤 無痛分娩」などで検索して出てくる出産レポをむさぼり読みます。

 

そんなふうにして過ごしていると、眠気が襲ってきました。

 

深夜、波のように来ては遠ざかる陣痛

00:00 深夜

眠気にいざなわれてうとうとしていると…

 

お腹がきゅーっと痛くなりだしました。

 

あ、来た来た…これ、きっと陣痛なんだろうな。痛い痛い痛い…

 

半分夢の世界の中で、痛みが来るたび深呼吸し、いち、に、さん、とカウントしていると波が引いていくように痛みが遠ざかります。

 

今、何時なんだろう?と、携帯で時間を見ようとすると…またきゅーっとした痛みが。

 

痛い痛い痛い、、、携帯なんて見てる場合じゃない。

 

目を固くつむり、深呼吸。

 

まっすぐ寝てるよりも、仰向けのまま立て膝になったほうが痛みがましだったかも。じゃあ今度は体勢を横にしてみよう・・・あ、来た来た来た、、痛い痛い痛い!!横よりも立て膝のほうがましだったーーー!!!

 

と、陣痛が来るたびにどの体勢でいるのが楽か試行錯誤。

 

「これ、まぎれもなく陣痛だと思う。ダウンロードしてた陣痛アプリで間隔を計ろう」と、枕元にある携帯を手に取ろうとすると、また痛みの波が…

 

痛い痛い・・・携帯なんてさわってられない!!!!

(深呼吸)いち、に、さん、し・・・さっきより痛みが強くなってる。

 

痛い、でも明日に向けて今のうちに寝ておかないと・・・

 

陣痛の痛みと眠気と戦いながら、静かに、間隔が短くなってやってくる痛みの波を逃します。

 

そんなことをしていると、隣のベッドから何やらガサゴソ音が。

 

・・・あ、隣の人、なにか食べてる。

そういえば、前に愛育病院で受けた麻酔学級で「食事をしてから2時間以上時間を空けないと麻酔を入れられない」って言ってたな…ああああ、また痛みが!!!!

 

気づけば、夜が明けてました。

 

05:00 陣痛間隔7分

「朝になって看護師さんが来たときに「陣痛が来てる」と伝えたら、きっと間隔聞かれるだろうな。」

 

と思い、なかなか開けずにいた陣痛アプリを開いて間隔を調べると、7分間隔に。

 

「10分間隔で陣痛が来るようになったら病院に連絡、って言われてたから、陣痛促進剤を入れてなかったら家から病院に向かってる頃だったんだろうな…この痛みでタクシー呼ぶとか無理だったから、入院しててよかった。予定日過ぎて誘発剤入れて産むことになってよかったなあ…あ、あ、あ、また陣痛来た…痛い痛い!」

 

出産2日目突入

0630 朝食なんて食べてられない

陣痛の波が遠い時に寝て、波が来たら起きて楽になる体勢をさぐる、を繰り返していると長かった夜も空け看護師さんがやってきました。

 

朝食について聞かれましたが、痛すぎて食欲なんてひとつもありません。

 

それに、今すぐにでも麻酔を入れて欲しい!でも、食事をしたら麻酔を入れるまで時間を空けなきゃいけない。そう思うと朝食なんて食べられないよ…というわけで食事を断り、昨日過ごしたLDR室に移動します。

 

07:30 内診

LDR室に移動しても陣痛はさらに間隔を短くして私に襲ってきます。

 

少しでも気を紛らわせるために「今の陣痛を色に例えたら何色だろう…?」とか、「さっきの陣痛を形にしたらどんな形になるかな?」とか考えながら1回1回の痛みに耐えます。

 

そんなこんなでLDR室に移動し1時間ほど経つと、先生がやってきます。

 

ぐりぐり内診をすると、なんと、子宮口が6センチくらいに開いているとのこと!

 

夜のうちに進んでたんですね。

 

内診をした先生は去っていきましたが、この頃になると仰向けで寝ていられなくなり、四つん這いになって痛みを逃します。

 

たまに見に来る看護師さんが、陣痛の波が来たときに背中をさすってくれると少し痛みが和らぎますが、痛い…!!!

 

09:00 痛みに変化

どんどん陣痛の間隔が短く、それにあわせてやってくる痛みも強くなってきます。

 

今までは下腹部が痛かったけれど、それに加えて腰が痛く、お尻のあたりに違和感を感じるようになってきました。

 

痛い。すぐにでも麻酔を入れてほしい・・・!!!

 

背中をさすってもらっている時に、そう看護師さんに伝えますが、夜勤が終わり別の看護師さんに交代のタイミングのようで麻酔を入れてくれる気配がありません・・・泣

 

出産レポ③に続きます。