【34~36週目】36週目で逆子がなおった話
帝王切開を宣告される
通常は2週間に1回の妊婦健診のところ、私の場合、胎児の発育不全があったので1週間に1回の頻度で健診に行っていました。
34週目のある日、いつもどおり妊婦検診に行くと
先生「このまま逆子が続くようなら、帝王切開だね。」
私「えっ!?!?!?帝王切開ですか!?」
私の場合、胎児が逆子なことに加えて、34週目時点の胎児の体重が1760gと成長曲線の一番下にぎりぎり入るか入らないかという小さめサイズなので、帝王切開で産んでしまったほうが胎児も母体も負担が少ないようです。
素人の考えだとお腹の中で長く育てたほうがいいんじゃないかと思ったけど、そうじゃないんですね。お腹の中にいるとへその緒を通じてしか栄養を与えられないけれど、外に出せば栄養を与える種類が増えるので、早く産んでしまったほうがいいみたいです。
先生「8月中旬のこのあたりで入院できる日教えてください。入院の予約入れておくので。36週目の時点で逆子がなおらなかったらそこで帝王切開で出産です。」
まじですか!?今日は34週目。予定日までまだ1か月半あると思ってたのに…急に産む現実感が出てきました。
帝王切開のいいところを調べてみる
帝王切開か…お腹切るのか…1ヶ月切ってるのか…思いがけなさすぎて心の準備ができないので、とりあえず帝王切開の良いところを調べた中でいいなと思ったことが2つありました。
出産日があらかじめ決まる
帝王切開するために入院の予約をしておくので、いきなり「陣痛が来た!」「破水した!」ってことになりません。
私の家から産院まで1時間くらいかかるので急に陣痛が来たらどうしよう…と不安だったのですが、帝王切開ならその心配がないので安心です。また、立ち合い希望の旦那さんが間に合わず立ち会えなかった、ということが無く確実に立ち合えるのも良いと感じました。
保険が下りる
私が加入している医療保険の場合、帝王切開をすると保険金の給付対象になるようです。愛育病院だと通常分娩(大部屋、入院5日~7日)で740,000円。出産一時金では収まらないので保険で担保できるのはお財布にとってうれしいですね。
これらのメリットが明確になると「私にとっては帝王切開で産むのがいいみたい!帝王切開で産むぞ!」という気持ちになり、「あと〇日後だ!」と毎日カウントダウンしていました。
胎動の位置が変わった?
1週間が経ち、翌週、妊婦健診でエコーを見てもらいます。胎児は約1900gで先週より+約150g。小さいながらも順調に育っているも、逆子はなおらず。
実は検診前の週末にめちゃくちゃ激しく胎動を感じていたので「この勢いでくるっと逆子がなおってるんじゃ…!?」と期待してましたが、願いは叶っていませんでした。
「来週の検診で引き続き逆子のままだったら、予約してる日程で帝王切開ね」と先生に言われ、その日は病院を後にしました。
なんと!36週目にして逆子がなおる
それからまた1週間。自宅で安静にしながら日々過ごしていると…「あれ、胎動の場所が前と違うかも…?」という違和感。その違和感とともに、36週3日、ドキドキしながら妊婦健診に行くと
先生「逆子がなおってますね」
なんと!!本当ですか!?!?
ちょっとした違和感は感じていましたが、逆子がなおることを半ばあきらめて親や友達に帝王切開の手術日を伝えていたので、嬉しいよりも驚きの気持ちでいっぱいです。
正直、この2週間で帝王切開で産む気になってたからちょっと複雑な気分。
36週目でも逆子がなおることもあるんですね。
予約していた帝王切開のための入院はキャンセルされ、自然分娩を待つことに。果たして私の出産はいつ、どのようなものになるんでしょう…?